女性器周辺が臭い|ゴミや汚れが溜まるだけでなく形も影響して臭いが出る

女性器周辺が臭い|ゴミや汚れが溜まるだけでなく形も影響して臭いが出る

お風呂に入ろうと下着を脱ごうとしたとき。仕事が終わり、着替えようと思ってパンツを脱ごうとしたとき自分の股間の近くに顔を近づけると何か臭う。

女性器周辺が臭い。この原因は女性器周辺にゴミや汚れが溜まっているから起こることです。ただ、それだけではなく、女性器そのものの形が原因で臭いが発生してしまうことがあります。

毎日清潔に保てるように意識して洗っていてもどうしても臭う、そんな方はもしかすると女性器の形や皮膚が覆ってしまって、それが原因で臭いが発生しているかもしれません。

今回は、女性器周辺が臭いと悩んでいる方にお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

女性器は整形できる|形や色が気になる女性へ伝えたい8つの美容整形について

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ビラビラ(小陰唇)が大きい|美容婦人科で手術をして悩みを解決する方法

 

 

女性器周辺が臭くなる原因

女性器周辺が臭くなる主な原因は、ゴミが溜まってしまったり、汚れが残っていることです。

これらは洗い方が足りなかったり、洗えていないことで起こることですが、もうひとつ覚えておきたい原因があります。

それは、クリトリスの外側にある包皮(ほうひ)と言われる皮膚が先天的にクリトリスを覆っていることがあります。これをクリトリス包茎といいます。

クリトリス包茎については、こちらを参考にしていただければと思います。

クリトリス包茎縮小手術をすることで感度が上がる理由

クリトリス包茎の場合、皮膚が覆いかぶさっていることで、その中にゴミが溜まってしまうことで臭いの原因になることがあります。

その他にも、副皮と言われる小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚が、先天的に形が大きかったりするとそこにも垢などが溜まり臭いの原因となります。

女性器周辺が臭くなってしまう原因は、

  • 洗い残しがある場合
  • 女性器の形に問題があり、それが原因で垢などが溜まり臭う場合

主にこの2つの原因が考えられます。

 

女性器周辺の臭いを解消する方法

洗い足りていない場合

洗い足りていない場合は、洗うことをおすすめしますが、合成石鹸を使用しないでください。

女性器周辺は、非常にデリケートで合成石鹸で洗ってしまうとかゆみや痛みの原因にもなってしまいます。

また、かゆみや痛みで悩まれている方は、このような他の原因も考えられます。

細菌性膣炎や性感染症といった病気が原因の場合があります。

  • 汗や排便後の処理をおろそかにしたことによるかぶれ
  • 合成石鹸などによる外陰部の洗いすぎ
  • 細菌性膣炎(おりものにも異常があることが多い)
  • カンジダ膣炎(ヨーグルト状のおりものが増加)
  • 淋菌感染症(淋菌という病原菌への感染が原因)
  • トリコモナス膣炎(トリコモナスという虫が原因)
  • 性器ヘルペス(外陰部に小さい水疱や潰瘍ができる)
  • 毛ジラミ(毛ジラミという寄生虫が原因)

このようなかゆみや痛みで悩んでいる方は、こちらを参考にしていただければと思います。

女性性器のトラブルについて

女性器を洗う場合、自然由来でできている石鹸を使っていただくことをおすすめします。

女性器そのものに問題がある場合

以前、クリトリス包茎縮小術についてお伝えしていますが、クリトリスというのは本来1/2、もしくは1/3程露出しており、刺激を受け勃起することでさらに露出されるようになります。

上記でお伝えしたように、包皮と言われる部分の皮膚がクリトリスを覆ってしまう、クリトリス包茎の場合、中にゴミや垢が溜まってしまったりすることで臭いが発生します。

その他にも、クリトリスの周辺にあるヒダのような副皮と言われる部分が先天的に大きかったり、余分な部分があればどうしてもそこにゴミなどが溜まり臭いが出てきます。

このように女性器そのものに問題がある場合、これらの部分を切除したり、調整することで形も良くなり、ゴミも溜まりづらくなることで臭いを解消することができます。

副皮切除術について

もしクリトリスの外側にある副皮の形が大きかったりすることで臭いが発生している場合、こちらを参考にしていただければと思います。

副皮(ふくひ)とは?

副皮(ふくひ)とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことを指します。

副皮という名称は、あまり聞き慣れないかもしれませんが、この名称は解剖学的な正式名称ではなく、いわゆる俗称であり、小陰唇と区別がつきにくいため、混同されている場合も多くあります。

また、副皮はすべての人の女性器にあるわけではなく、全く無い方や2重・3重にある方、片方だけある方など、個人差が大きいことが特徴です。

どのような治療ですか?

副皮は個人差が大きく、どのような形であっても異常ではありません。そのため、必ず手術が必要というわけではありませんが、ヒダの間には汚れや垢がたまりやすいため、ニオイや炎症の原因となる場合があります。

また、見た目が悪い、左右のバランスが悪いということが、コンプレックスになっている方もいらっしゃいます。

副皮切除術は、このように、ニオイ、炎症、コンプレックスなどの女性特有の悩みを解消するために、余分なヒダを切除して、女性器の形を整える手術です。副皮切除は、小陰唇縮小と同時に行うとより効果的です。

手術前には大きさや形など、患者様のご希望をしっかりと確認します。また、傷口は何層かに分けて丁寧に縫合します。血流が豊富な場所のため、傷跡が残ることはほぼありません。

どのような症状に適していますか?

  • 女性器の外見(左右差、形のいびつさなど)が気になる
  • 介護を受ける時のために、見た目を整えたい
  • 炎症を起こしやすい
  • 汚れが溜まりやすく、ニオイが気になる
  • 納得のいく形に整えたい

もし副皮切除術にご興味がある方は、こちらを参考にしていただければと思います。

美容婦人科(副皮(ふくひ)切除術)

このように女性器に問題がある場合は、その部分を切除するなどして形を変えることで臭いを根本的に改善することができます。

 

市販のボディソープがおすすめできない理由

今はスーパーやドラッグストアに行けば、安くでボディソープを買うことができますよね。

ただ、この市販のボディーソープで身体を洗うことはおすすめできません。その理由は、身体に害になる化学物質が入っている可能性があると言われています。

それが事実ではないかもしれませんし、大手企業の作る商品ですので、信頼できる部分もあります。

ただ、ひとつだけ確実に言えることは自然由来の成分のみで作られてはいないということです。

そのため、身体にとっては必要ないものが皮膚を通して吸収されてしまったり、女性器から吸収されてしまう可能性があります。

発癌物質が入っていたり、身体の不調につながる化学物質が入っているという噂もありますが、それが事実かどうかは今は解明することができません。

もしそうであったり、こういった不必要な物を取りこむことで病気になってしまう。これを経皮毒といいます。

■経皮毒とは?

主に健康法に類する著作に多く見られる俗称であり、学術的には用いられない。

化学物質の有害性は、傷害を受ける臓器、メカニズム、エンドポイントなどによって、急性毒性、皮膚腐食性/刺激性、眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性、呼吸器感作性、皮膚感作性、光毒性、変異原性、発癌性、生殖毒性などのそれぞれの観点から検証され、薬学的には投与(吸収)経路によって毒物区分することは無い。もっとも近い学術用語は「経皮毒性」であり、皮膚に適用した試験という意味で用いられる。

皮膚は外界から体を防御するバリアであるため、普通は何らかの物質が皮膚から容易に吸収されることは無いと考えられている。場合によっては、皮膚から吸収された物質が何らかの影響を与えることはある。

例えばニッケルアレルギーなど金属アレルギーは、汗など微量に溶け出した金属イオンが皮膚を通じて吸収されることによって起こる。だからと言って、全ての人がニッケルにより皮膚炎を起こす訳ではなく、アレルギー体質を有する場合に於いて、通常人では問題がない量でも微量にイオンを吸収することで症状が現れるに過ぎない。

従って毒性を考える上では物質の性質のみならず、生体側の要因も考慮しなければならない。一般に物質の毒性を評価する場合、細胞レベルの実験で結論が出されることはなく、複数種の動物実験の結果や疫学調査により総合的にその物質のヒトでの許容量が決定される。なお、国内外で進められている化学物質の安全性点検の状況は、外部リンクから参照できる。

インターネット上には「毒」を体外へ排除することを根本原理とする種々の健康法に関する情報が溢れているが経皮毒もその一つである(記事 デトックス#問題点に詳しい)。それらの健康法に関する記述の多くは、科学的な裏付けがない。

Wikipediaより引用:経皮毒

市販のボディソープは安いですし、香りがいいものも多いですので、ある意味主婦の味方かもしれません。

ただ、身体にとっては敵になってしまう可能性があるということも知っていただきたいと思います。

ちなみに私は、このようなことをできるだけ避けるため、使用しているのはパックスナチュロンという会社のオーガニックのボディソープやシャンプーを使っています。

ご興味ある方は、こちらを覗いてみてくださいね。

パックスナチュロンのホームページ

このように、できるだけオーガニックのものを使って、女性器を洗って臭いを防ぐようにしていきたいですね。

 

まとめ

今回は、女性器周辺の臭いについてお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか。

夏のこの時期どうしてもむれて臭いも発生しやすいですし、垢も溜まりやすい。ですので、入浴時は意識的に洗浄して清潔に保つように意識してください。

パートナーと良好な関係を維持するためにも、もう一度清潔に保てているかをチェックしておきたいところですね。

最後に、今回お伝えした内容をまとめていきたいと思います。

  • 女性器が臭う原因は、ごみなどが溜まってしまっているから
  • もう一つは、女性器の形などの問題でごみが溜まりやすくなっているから
  • 臭いを解消するためには女性器を清潔に保つこと
  • もし女性器そのものに問題がある場合は、手術で解消することができる
  • 女性器を洗う場合は、オーガニックソープをおすすめする

このような内容でお送りしていきました。

今回の内容が一人でも多くの方の参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ゆかりレディースクリニック

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