ビラビラ(小陰唇)が大きい|美容婦人科で手術をして悩みを解決する方法

ビラビラ(小陰唇)が大きい|美容婦人科で手術をして悩みを解決する方法

女性器のビラビラと言われる小陰唇が大きい場合、もしくは変形している場合、これは美容婦人科の手術で理想の形に整えることができます。

ビラビラがなぜ大きい、左右非対称になるのかは、明確な原因がわかっていません。ただ、これは手術によって悩みを解決できますし、パートナーに手術をしたとわかりづらいぐらい傷跡も小さく、比較的に回復も早い手術です。

ビラビラを気にされる背景は、パートナーとの関係を良くしたい、セックスを心から楽しみたい、お仕事の関係などさまざま。お伝えできることは、適切にビラビラの形を計画し、手術し、縫合することで、それらで悩みを解決できるということです。

今回は、ビラビラに対しての悩みを解決するために、具体的な手術内容など具体的にお伝えしていきたいと思います。

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今回の記事は、2017年8月9日に公開した記事を再編集してお届けしています。

 


ビラビラ(小陰唇)とは?

エストロゲンとは?

一般的に表現される女性器にあるビラビラは、小陰唇(しょういんしん)と呼ばれる場所になります。

この部分は、大陰唇と呼ばれる膨らみを持った部分の内側にあるヒダの部分になります。

このビラビラの役割は、尿道口や膣を保護する役目があります。

人によって形も違いますし、大きさもバラバラ。明確な基準もないので、どのくらいの大きさであれば小さい、大きいという判断がしづらいものです。

ただ、一般的には、大陰唇からビラビラが少し出るぐらいの大きさであれば正常であり、大幅にはみ出す、下着にこすれてしまって痛む場合は、大きすぎる可能性があります。

またビラビラが肥大することで、大陰唇とビラビラの間に恥垢という分泌物の腐敗したアカが溜まってしまい、臭くなってしまう原因になることがあります。

もしパートナーなどに「あそこが臭い」と言われたことがある方は、もしかすると大陰唇とビラビラの間が清潔に保たれていない可能性があります。

 

ビラビラが大きい場合は手術をすれば小さくできる

カウフマン療法

ビラビラが大きい場合、もしくは変形がある場合、まず患者様と相談して形をある程度決めていきます。

そして、計画したその形になるように手術をしていきます。いきなり計画して手術をするという流れではなく、できるだけ私は患者様が本当に求めているもの、背景をしっかりとお聞きしたいと考えています。

「お前のあそこの形、やばくない?」そうやってパートナーに言われて、男性は何気なく言ったつもりでも言われた側は本当に傷つくと思います。

「私のビラビラってそんなに変なのかな?」「パートナーにみられるのもう嫌だ」「誰かに言われて笑われたら嫌だ」「彼氏に嫌われたらどうしよう・・・」「介護の時に迷惑にならないようにしておきたい」「友人と温泉に気持ちよく入りたい」

いろんな不安、葛藤、誰にも言えずに苦しんでいた時間も少なからずあったと思います。私はその部分も取り除き、本当に心からすっきりした状態で手術を終え、これからの人生を過ごしていただきたいと思っています。

この小陰唇という部分は血液量も多く粘膜状の組織のため、非常に回復も早く傷跡も残りにくいんですね。ですので、パートナーとのセックス時に、「もしかして手術した?」とみつかる心配もありません。

それぐらい傷の治りも早いのですが、そこには手術をする私や医師の技術が必要になります。非常に繊細な部分であり、適切な手術ができると女性としても大きな悩みを解決することができます。

手術の内容ですが、非常にシンプルで大きい部分を切除し、そこから計画した通りの形に整え、できるだけ縫合の回数を少なくし、傷が目立たないように縫合していきます。

そもそもなぜビラビラは大きくなってしまうのでしょうか?遺伝性の可能性や出産時に傷ついてしまい左右の大きさが異なるなどが考えられますが、まだはっきりとした原因が分かっていません。

ですので、根本的な解決をするということは今は難しいと思います。

その中で、私が今考える最善策は、この手術です。ある意味即効性というか、比較的短期間で悩みを解決できますし、パートナーやお仕事上でもあまり支障が出にくい。

もちろん手術をした後に、特別なことがなければ再度変形することもありませんので、こういった手術を受けることがビラビラが大きいと悩んでいる方の悩みを解決する方法だと考えています。

 

ビラビラが大きくて悩んでいる方に伝えたいこと

一人の女性としてビラビラが大きくて悩んでいる方にお伝えしたいことは、手術をすることがすべてではないということです。

どういうことかというと、パートナーから言われた一言で傷ついている方がいれば、もしかすると何気ない一言だったかもしれません。

「お前のあそこの形、変だぞ?」

もしそう言われてしまったら、傷ついていると思いますし、同時に不安や次にセックスするときにも同じことが言われるのではないかという恐怖感に近いものも味わっているかもしれません。

本当に大好きでこれからも一緒にいたいパートナーであれば、言言いづらいとは思いますが、一度正直にどうしてほしいかを話合ってみてください。

本当に信頼できるパートナーであればそういった話も聞いてくれるはずです。それでパートナーから治してほしいと言われたら、手術を考えてみることをおすすめします。

ですが、女性の身体にメスを入れるということは、それだけのことだということも同時に感じていただきたいと思います。

もし、そういう状況になくいろんな背景があり、早くビラビラの形を整えたいという方は、手術を受けるという選択肢を選んでいただければと思います。

他にも素晴らしい医師の方はいます。信頼できる医師がいれば、お近くで手術を選択していただくことが最善のことだと思います。ただ、私があえてこのブログでお伝えする理由は、美容婦人科に特化している産婦人科の専門医だからです。

10~80代と幅広い年齢の方がいらっしゃり、年齢によっても身体の変化は異なります。妊娠、出産などさまざまな条件で女性の身体は変化しています。

だからこそ女性器の解剖やその時々の変化を認知しているからこそより詳しくお伝えすることができます。

これまで手術を行ってくる中で見えてきたことがあるからこそ、いろんな情報をお伝えしています。

声を大にお伝えしたいことは、手術をするかどうかよりも、より幸せな人生、よりこれから過ごす時間が自分にとって良い時間になるようにお手伝いができればと思っています。

ビラビラが大きくて悩む女性の、何かこれからの人生のヒントになる内容であればうれしく思います。

 

ビラビラや女性器が黒ずむ原因とは?

女性器の黒ずみはパートナーの印象を変えてしまう可能性があります。

例えば黒ずみがあれば「もしかすると遊んでるのでは?」と疑いを持たれてしまうこともあるかもしれませんが、セックスをすることで黒ずみができるのではないということは医学的にも照明されています。

ビラビラなどの黒ずみの主な原因は、摩擦やメラニン、またホルモンバランスなどの影響だと言われています。

摩擦が原因で黒ずみができる

脂肪が多くなってしまって、例えば内ももが擦れ合ってしまって痛くなって、それがずっと続くと黒ずんでしまう。

下着が合わなくて、なんか気持ち悪くてかゆくなったりして、気にしたりかいたりしていると、知らないうちに黒ずんでしまっている。

そんな経験がある方もいると思いますが、こういった摩擦を感じると皮膚の中にあるメラトニンが攻撃されているのでは?と認識してしまい、黒ずみの原因であるメラニンを多く分泌します。

すると、摩擦が起きている部分が黒ずんでしまいます。

ですので、女性器が黒ずんでいる原因のひとつに下着のサイズが合っていないことや、ナプキンの問題が考えられ、それらは摩擦が起こることで結果的に黒ずみの原因となります。

メラニンが原因で黒ずみができる

メラニンという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

そもそもメラニンとはどのようなものなのでしょうか?

メラニン (melanin) は、ヒトを含む動物、植物、原生動物、また一部の菌類、真正細菌において形成される色素である。

メラニン:Wikipediaより引用

いわゆる色素であり、メラニンは体内にあります。このメラニンが体内で増加することで、顔のシミなんかそうですよね。その他にもシミができてしまい、女性器の黒ずみもメラニンが増加し、色素沈着することでなります。

このメラニンの量も人それぞれで、人よりも多い方の場合、粘膜が黒っぽくなるため、それによって女性が黒ずんで見えることがあります。

ホルモンバランスが乱れることで黒ずみができる

先ほどからお伝えしている黒ずみの原因のメラニンですが、このメラニンはホルモンとの関係が強いと言われています。

妊娠や加齢などによってホルモンバランスが崩れることで、正常なターンオーバーと言われる細胞などの入れ替わりが起こらなくなり、メラニンの量が増える可能性があると言われています。

そのため、ホルモンバランスが乱れてしまい結果的にメラニンの量が増えることで女性器が黒ずんでしまう可能性があります。

このように原因はさまざまですが、主な原因は摩擦です。

こういったビラビラの黒ずみも解決することができますので、女性器の黒ずみで悩まれている方は、こちらを参考にしていただければと思います。

女性器の黒ずみ|3つの原因から見る治療法とコンプレックスについて

 

ビラビラの手術|小陰唇縮小術の詳細

ビラビラの大きさや形を整える手術を小陰唇縮小術(しょういんしん縮小術)といいます。

この手術をご希望の方は、こちらの詳細についてご覧いただければと思います。

手術の内容

小陰唇縮小術については、上記でお伝えしたように、小陰唇と呼ばれるいわゆるビラビラの部分をご希望とする形に切除し、縫合していきます。

当クリニックでは、私、辻ゆかりが責任を持って行います。私は産婦人科の専門医でありこれまで数万件の症例と向き合っており、安心してお任せいただければと思います。

手術に適している方や症状

  • 女性器の外側にある大陰唇という部分からビラビラがはみ出している
  • ビラビラが大きい、変形している、左右の大きさが非対称など
  • パートナーに「あそこの形が変」などと言われた方
  • 女性器にかゆみがある
  • 女性器周辺からのにおいがきつい
  • 尿が出づらい、出方がおかしい
  • 介護を受けるときに、綺麗な女性器でいたい
  • 他の病院で小陰唇縮小術を受けたことがあるが、まだ気になっている
  • パートナーとセックスを心から楽しみたい、幸せになりたい方
  • 自信を持ってパートナーとお付き合いしたい方

このような方に、小陰唇縮小術をおすすめします。

これまで小陰唇縮小術を受けられた方の目的

  • パートナーにあそこが臭いと言われたから(20代)
  • 彼氏にビラビラの形が変と言われたから(30代)
  • 初セックスを迎えるにあたって形を整えておきたい(10代)
  • 介護を受けたときに恥ずかしい想いをしないため(30代)
  • 自転車をこぐとサドルに当たって出血したり、痛みが出たため(50代)
  • 仕事で裸になることがあり、見た目として綺麗に保っておきたかったから(20代)
  • お客さんから見られるため、幻滅させないため(30代)
  • 女性として見えない部分も綺麗に保っておきたかったから(60代)
  • 下着になったときにかなりの臭いがしたから(40代)

これは一部のご紹介ですが、みなさんはこのような目的で小陰唇縮小術を受けられています。

料金について

小陰唇縮小手術(片側)200,000円
小陰唇縮小手術(両側)320,000円

※上記料金には、いずれも局所麻酔、手術、お薬、検診2回分の料金を含みます。
※表示の料金は、2017年10月25日時点での料金です。料金は変更になる場合がございます。

手術後の注意点

  • 傷をきれいに治すため、縫合はできるだけ強く締めつけないよう行うようにしています。そのため、手術後出血することがありますが、数日で出血はなくなりますので、心配ありません。
  • シャワーは手術当日より可能ですが、入浴は医師の指示があるまで控えてください。
  • 自転車、バイクなど、直接患部に刺激となるようなことは3週間控えてください。内出血をして傷が異常に腫れて、仕上がりに影響がでることがあります。
  • 激しい運動は、4~6週後から可能です。
  • 性交は4週目までお控えください。
  • 腫れは4週目くらいでほぼ落ち着きます(個人差があります)。

治療の流れ

大きな流れとしては、

  1. 診察予約
  2. 小陰唇のデザインの相談と手術日の決定
  3. 手術当日-麻酔、切除、処置
  4. アフターケア

このような流れで、ご相談いただいてから、手術後を迎える流れになります。

1、診察予約

手術のご相談、ご予約はお電話で受付しています。

メールでご連絡を希望される方は、下記にお問い合わせ欄がございますので、そちらからお問い合わせいただければと思います。

TEL:078-391-7887

  • お電話・メールでご予約いただいた時間での診察予定ですが、当日の診察状況などによってご予約いただいたお時間通りに診察できないことがございますが、ご了承いただければと思います。
  • 小陰唇縮小術は、金曜日の午前中に、完全予約制で行っております。もしそれ以外での手術をご希望の場合、ご相談いただければと思います。

2、小陰唇のデザインの相談と手術日の決定

ご予約いただいた診察時に、小陰唇の大きさや形、手術をご希望の理由などをお聞きし、実際に診させていただきます。

このときに、患者様がご希望とする小陰唇の形や大きさなどをご相談ください。診察当日に、手術のご予約も可能ですので、お悩みの内容をお気軽にご相談ください。

3、手術当日

当日の流れは、まず麻酔をしてから切除などに移行していきます。

麻酔について

麻酔は、表面麻酔と局所麻酔があります。

手術後の痛みを緩和するためと血を止める止血効果を上げるために、局所麻酔を行います。

手術を受ける際に一番不安や心配になるのが痛みだと思います。ご安心ください。手術の痛みを感じさせないように局所麻酔を行いますが、この局所麻酔の痛みを和らげることもできます。

ご希望の方は、手術前に表面麻酔と言われる局所麻酔の注射の痛みをとるための麻酔のクリームをご自身で塗っていただきます。

痛みが怖く、どうしても痛みを感じたくないという方は、静脈麻酔(50,000円/税別)を併用していただく方法もありますので、もしご希望方はご相談ください。

切除と処置

麻酔の後は切除などを行っていきます。

診察時にご相談して決めた小陰唇、ビラビラの形や大きさなどに合わせるように、現在の小陰唇を切除し、理想の形を形成していきます。

そして、切除した部分などの縫合を行いますが、一度に一気に縫合するわけではありません。これだけと傷跡が残りやすく、せっかく手術をしても跡が残りやすくなります。

当クリニックでは、高周波機器を使用しなるべく縫合を少なくしています。そうすると、傷跡も残りづらく傷跡の心配もほとんどありません。

抜糸もないですし、術後に傷跡が残りにくくなり、局所の炎症を最小限にすることができます。

4、アフターケア

手術を受けられた後、当クリニックでは術後最低2回の検診を受けていただきます。検診費用は手術料金の中に含まれていますので、この検診時のお支払いはありません。

術後7日以内の検診は、必ず受けていただいております。遠方の方もお手間をおかけしますが、必ずお越しいただくようにお願いしております。

基本的にはこのような流れで診察から術後までの流れを送っていただきます。

 

メールでお問い合わせをご希望の方こちら

 

最後に

ビラビラの大きさや形が生まれもって少し大きかったり、変形していることで、女性としては人生が大きく変わってしまう方もいると思います。

パートナーの何気ない一言で心に大きな傷を負ってしまったり、自分でも形が変だと気になってしまい、彼氏はいるけどセックスができないと悩んでいる方もいます。

パートナーと愛し合い、そこで幸せを感じる大切な時間のはずなのに、その時間が奪われてしまう。

そういった時間を過ごしてしまうことは私としては非常にもったいないと思いますし、これは解決できる悩みでもあります。

だからこそ、私のクリニックでなかってもいいので、そういった悩みは解決できることなので、お近くの信頼できるクリニックにまずはご相談だけでもしていただきたいと思います。

誰かに相談することで心の負担も軽減され、それだけでも楽になることもあります。

そういった方が一人でも多くなるきっかけの内容になっていればうれしいなと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ゆかりレディースクリニック

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