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パートナーとのセックスで感染する病気のひとつにクラミジア感染症という病気があります。

この病気を聞いたことがあるとい方も多いと思いますが、クラミジア感染症の特徴は１回のセックスでも感染するということです。

クラミジア感染症は治るの？と心配される方もいるかもしれませんが、この病気は抗生物質のお薬を飲むことで治療することが可能です。

今回は、このクラミジア感染症についてお伝えしていきたいと思います。

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クラミジア感染症とは？

クラミジア感染症とはどのような病気なのでしょうか？

■クラミジア感染症とは？

性器クラミジア感染症（せいきクラミジアかんせんしょう）は、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)の一種により生じる性感染症 (STD)。

性器では男性では尿道に膿みや痛みを生じ、女性ではおりものが増えるが無症状のこともあり、咽喉への感染では、喉が痛くなり痰が増えたりするが無症状の場合もある。治療せずに放置することで不妊症の原因となったりする。

淋病とならぶよくある感染症である^[1]。10代世代の10%前後が感染しているとするデータがあり比較的多い。

感染経路は、コンドームを使用しない性行為のほか、口と性器での感染、母子感染もある。治療にはクラミジアに有効な抗生物質を、駆除に必要な量、日数で用いられる。

性器クラミジア感染症：Wikipediaより引用

性感染症(ＳＴＤ)の一種で、クラミジア・トラコマティスという病原体によって、セックスで感染する病気です。

性器クラミジア感染症は、世界各地で大流行しており、「世界で最も患者数が多い性感染症」と言われており、圧倒的に10～30代の女性に多く感染率は男性の2倍以上でその数も年々増加しています。たとえパートナーが一人でも、たった一回のセックスでも感染することがあります。

 

クラミジア感染症になったときの症状とは？

上記でもお伝えしましたが、クラミジア感染症になっても無症状で気づかないことが多い病気です。

ただ、無症状だからといって安心はできないんですね。女性の場合、クラミジア感染症になれば不妊症になってしまうことがあります。

感染した女性の約80％は自覚症状がありません。ただ、症状が出始めると、おりものが増えたり、軽い下腹部痛、排尿時痛があります。

感染を放置していると、子宮の入口で炎症を起こし、病気が進むと卵管、卵巣まで広がり骨盤腹膜炎を引き起こし、肝臓にまで広がります。結果、不妊症や、子宮外妊娠の原因になることもあります。

クラミジア感染症は性器に感染するだけではなく、眼や口、ノドの粘膜にも感染します。風邪でもないのにノドの不快感が続く方は検査をお勧めします。

男性は女性よりさらに症状が軽く自覚しにくいですが、感染していると性器の不快感、痒み、水や粘液のような分泌物が現れます。

 

クラミジア感染症は治る！具体的な治療について

クラミジア感染症に感染しても治療することで治るんですね。

具体的な治療法は、抗生物質の飲み薬を処方します。そのお薬を飲むことで通常は2週間ほどで治療可能です。

ただ、感染したパートナーが治療しなければ、またセックスをすると感染してしまいます。ここが患者様が治療している姿を見ていても問題になるところです。

自分が治ればすべてもう大丈夫！と思って、しばらくすると再度来院される方もいます。これは患者様に問題があるのではなく、パートナー側に問題があるため、根本的に解決するためには、パートナーの治療は必要不可欠です。

また複数のパートナーがいれば互いにうつし合うため、性行動を改める必要があります。他の性感染症と併発している可能性が高いので、検査をお勧めします。

 

まとめ

今回は、クラミジア感染症についてお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか。

クラミジア感染症は１回のセックスでも感染してしまうので、「たった１回だったら大丈夫でしょう。」という安易な気持ちは持たないほうがいいでしょう。

なぜなら女性の場合、感染してしまうと最悪不妊の原因になってしまいます。

症状としてもあまり表に出てこないため気づきにくい。ですので、感染してから時間が経ってしまい、不妊になってしまうケースがあります。

そうならないためには、定期的な検査をおすすめしたいと思います。

もし感染したら検査をすると同時に、パートナーも検査をしてもらうようにし、お互いが治療できて初めてそれ以降の感染を防ぐことができます。

ぜひ、健康体で過ごすために、クラミジア感染症について理解を深めていただきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。